世界の中の日本として・・・
海外からの"技術タダ乗り"の批判に応えて・・・
技術提携なり、共同研究開発を通じて、日本が蓄積した成果を外に出すことは、世界の中の日本として結構なことです。
問題は、その技術協力の担い手が、基本的には民間企業であるという点です。
例えば、日本がサミットに提案した4プロジェクトのうち、ロボットの開発では、58年度から政府プロジェクトとして発足する「極限作業ロボット」が共同開発のテーマになりそうですが・・・
これにしても研究開発の主休は民間企業で、それぞれがこれまでの成果を持ち寄り、出し合う形で進められます。
したがって、資金の負担問題はもちろん、研究開発に参加する民間企業のコンセンサスをどう求めるかなど、当面解決すべき問題は多いです。
しかし、得意分野の技術交流を通じて、相互の技術レベルを高めるという視点にお互いが立てば、国際協力にもはずみがつくと私は期待しています。